この記事は、
「スタディサプリを使ってみたいけど迷っている」
「スタディサプリがどういう人に向いているのかを知りたい」
という人の役に立つようにと思って作成しています。
評判のスタディサプリが本当に使えるのか、元塾講師が試してみた
私は塾で教材開発をしていました。その中には動画教材も含まれています。
その中で様々な知識を活用してきました。その経験からわかること説明していきます、
スタディサプリについての説明
スタディサプリは、PCやスマホを使って1万本の授業が見放題の動画教材です。
月額980円で、有名予備校講師や塾の先生の授業を、どこでも受けることができるようになるサービスです。
小学校高学年から、中学生、高校生が家庭学習で活用できます。
スタディサプリは学校や塾でも導入されている
スタディサプリは700校以上の高校で使われています。
代々木ゼミナールや河合塾、東進衛星予備校のサテライトなど、予備校の映像授業が受験対策に導入されています。
ただ、これら予備校の授業は、映像だけだったとしても非常に高額です。
スタディサプリは、各学年の基礎から発展まで予備校の授業を受講することができます。自分で適切なレベルの授業を選ぶことができれば、目標の成績を達成することができます。
有名予備校の実力派予備校講師が講義を担当している
スタディサプリの授業は、実力派の予備校講師が担当しています。そのため、飽きることなく、また分かりやすく勉強を進めることができます。
スタディサプリの特徴
-月額980円の通常コースと、プレミアムコースがある
スタディサプリに向いている人は?
スタディサプリは、予備校講師が授業を担当していることからわかるように、受験対策がゴールにあります。
そのため、ある程度勉強ができて、受験対策をしたい、という人や、中高一貫の進学校に通っていて、勉強の先取りをどんどんしたい、という人に向いています。
もし、どうしても授業でついていけないことがある、という人は、スタディサプリよりも、無学年学習教材のすららがおすすめです。
通学範囲に予備校がない
首都圏以外、あるいは大阪、名古屋などの政令都市以外には、なかなか予備校がありません。予備校があったとしても、人気講師などが来ることはとても稀でしょう。
スマホやタブレットで、いつでも学習ができるようになっていれば、予備校に通うことなく、受験対策をすることができます。
事実、私以外の友人の予備校講師、プロの家庭教師などの意見を踏まえても、使い方にコツはあるが、受験対策として問題はない、むしろコストパフォーマンスがこんなに高いサービスはなかなか作れない、という結論でした。
動画授業を中心としているため、受験勉強の計画を立てたり、学習管理をしたり、コーチとしての役割はスタディサプリ以外に求める必要があります。
それを差し引いても、980円/月、年1200円程度というのは破格です。
受験勉強の先取りがしたい
受験勉強の先取りがしたい、という人にもスタディサプリは向いています。
特に、高校1年生・2年生など時間のあるうちから受験対策ができれば、より確実に志望校に現役合格できるようになりますし、傾向の違う複数の志望校の受験対策をすることも可能です。
そうすると、大学・大学院、社会人としての人生の選択肢を広げることができます。
学校の授業を待っていると、受験の直前に最後の分野が終わり、問題演習など、実践的な対策を取ることが難しくなります。
単元の終了を待って、他の受験生に差を広げられるよりは、先取りをしてしまって、時間を有効活用した方がいいでしょう。
まとめ:スタディサプリは先取り型の勉強・受験対策に非常に高いコストパフォーマンスを発揮する
スタディサプリは、受験対策を中心に活用すると非常に効果が高い学習教材です。
得意分野をより伸ばす、受験に関わる分野で使うのが良いでしょう。
間違いなく、小学校高学年・中学生・高校生向けの動画教材としては、コストパフォーマンスが高いです。
また、月々980円程度なので、試しに使ってみる、という気軽な気持ちでも問題ないでしょう。